私にとって本当の豊かさとは?

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農業ブログ

私にとって本当の豊かさとは?

2025/03/28

私にとって本当の豊かさとは?

畑が教えてくれた、私にとっての本当の豊かさ

自称 野良哲人こと十亀が綴る

「畑が教えてくれた、私にとっての本当の豊かさ」

のテーマでお話しさせていただきます。

 

 直売所の売上表を見てると、

なんとも言えないあたたかい気持ちになるんです。

金額の大小じゃなくて、

誰かがうちのものを選んでくれたっていう“証”がそこにあるから。

 

豊かさって、

外から与えられるものじゃなくて、

内側からじわ〜っと湧いてくるものなんだなって思う。

それを感じるには、

心に「余裕」っていう空間が必要なんだよ。

今ならわかる。

 

 

本当の豊かさって、

静かで、

あたたかくて、

深い(言葉にはできない感覚的な部分)。

 

 

今回は、

そんな気づきに至るまでの体験を通して、

私が感じた“豊かさのかたち”をゆるっと綴ってみようと思っています。

 

 

【1. 誤解された「神様」】

きっかけは、

ある日のこと。

同僚に両替頼まれて、

ちょっと横柄な言い方されたと感じたんです。

で、思わず心の中で「偉そうに…」というつぶやき。

 

そのときふっと思い出したのが、

三波春夫さんの

「お客様は神様です」って言葉。

もともとは芸の世界で、

精神を整えるための考え方だったんですね。

 

でも今では、

顧客至上主義とか、

カスタマーハラスメントの象徴みたいになっちゃって。

でもね、

私たちって、

誰でもお客さんになるし、

誰かに何かを提供することもあるわけです。

だからこそ、

お互いの立場を尊重し合える

「余裕」

こそが、

本当の“豊かさ”なんじゃないかと感じているのです。

 

 

【2. お金と幸せの距離】

十数年前、

私は多重債務を抱えていました。

返済のために、

ほんと必死に働いてた。

毎月の支払いに追われて、

心の余裕なんてなかった。

「お金さえあれば…」

って思ってたあの頃の私は、

きっと安心感ってやつを必死で追い求めてたんだと思う。

 

でね、

最近になって

「イースタリン・パラドックス」って考え方を知って、

それが妙にしっくりきたんだよ。

ある程度の収入までは幸せに繋がるけど、

それを超えると、

もう幸福度ってそんなに上がらないらしい。

 

たしかに、

物が増えてもすぐ慣れちゃうし、

周りと比べてばかりだと、

なんか虚しくなってくるんですよね。

 

ですが、

あの頃の自分を否定せずに受け入れてみたら、

「あぁ、心が満ちてないと、いくら手に入れても満たされないんだな」って、

体感としてわかってきた。

 

 

【3. 自分を映す鏡としての他者】

ある日スーパーでね、

高校生くらいの子がレジ打ちしてたの。

その子の態度がちょっと

「やってあげてる」感じに見えて、

私モヤっとしたんですよ。

でも、

すぐに気づいた。

「あれ、これって昔の私だ」って。

 

他人を通して、

自分の影を見てることがあるそうなんです。

よく他人は鏡といいますよね。

その投影に気づけたとき、

自分のことを深く見つめるようにしているんです。

 

 

【4. 豊かさとは、余裕である】

今の私にとって、

豊かさって「余裕」なんだ。

物があるとかないとかじゃなくて、

心に余白があるってこと。

誰かに優しくできる余裕。

自然に立ち止まって息を吸える余裕。

そして、

自分と静かに向き合える余裕。

 

それがなかったら、

どれだけ持ってても

「豊かだなぁ」

なんて思えないんですよ。

 

 

豊かさって、

どこかからやってくるんじゃなくて、

自分の内側で少しずつ育てていくものなんだと思う。

それって、

土を耕すのと同じようなもんかもしれない。

もし、

この文章があなたの心に、

そよ風みたいな何かを吹かせたなら、

それが私にとっての、

いちばんの“豊かさ”かもしれません。

 

 

この記事が、

あなたの心に響き、

何かを感じてもらえるきっかけとなれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

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補足

スタリン・パラドックスについては、様々な研究が行われており、

その妥当性について議論が続いています。

参考資料

  • 経済産業研究所:「幸福感と自己決定―日本における実証研究」
  • プレジデントオンライン:「「最も幸福になれる」年収と労働時間のバランスとは…「幸福の損益分岐点」を研究者たちが徹底調査した結論 「イースタリンのパラドックス」が教えること」