自分哲学とは?
2025/04/07
哲学とは自分?
人生の羅針盤を見つけ、自分だけの道を切り拓く
野良鉄人こと十亀が綴る、自分との対話。
毎日、生きているだけでいろんな波がくる。
気づけば、どこに向かってるのか分からなくなることもある。
でも、そんなときこそ静かに立ち止まって、
自分の中の“ほんとう”に耳をすませてみる。
誰かの言葉じゃない。
わたしの言葉で、生きていきたいから。
人生の羅針盤を見つけ、自分だけの道を切り拓く
前回「自分哲学」について書きました。
今回はその続きを、もう少し深く掘り下げていきます。
哲学とは
哲学とは、
人生を導く羅針盤であり、
あなただけの道を切り拓くための、
**大切なツール(手段)**です。
自分哲学とは?
「自分哲学」とは、
あなたの経験・価値観・信念から形づくられる、
世界にたった一つの、あなたの人生の指針です。
それは、
あなたが「何を大切にし」
「どう生きたいか」を示す、
あなたの中にある、あなただけの答えです。
なぜ「自分哲学」が必要なのか?
現代社会を生きることは、
荒波にもまれながら、羅針盤なしで大海を航海するようなものです。
気づけば、
自分がどこに向かっているのかも、
そもそもどこから来たのかさえ、
見失ってしまうことがある。
だからこそ、
「自分哲学」というツールがあれば、
荒波の中で見失いそうになっても、
ふと立ち止まり、自分という羅針盤を見つめ直せば、
また前に進む力が湧いてくるのです。
自分哲学を形づくる4つの要素
-
経験
成功・失敗・学び――あなたの人生を彩ったすべての出来事。 -
価値観
何を大切にし、何を優先するかという“心の指針”。 -
信念
揺らぐことのない、あなたの「これが正しい」と思える感覚。 -
人生観
人生をどう捉え、どう生きたいか。あなたなりの“在り方”。
自分哲学の探求方法
自分哲学は、
一晩で見つかるものではありません。
時間をかけて、
自分自身と静かに向き合う旅です。
-
自己分析
これまでの経験を振り返り、自分の強み・弱み・価値観を文字にしてみる。 -
フォーカシング
言葉になる前の「身体の感覚」に耳を澄ませることで、
心の深層にある想いとつながる技法です。 -
対話
信頼できる人との語らいの中で、自分でも気づかなかった本音が現れることもあります。 -
読書
哲学書や自己啓発書を通じて、他者の思考に触れ、自分の考えを照らしてみる。 -
経験
新しいことに挑戦するたびに、自分の「本当」が浮き彫りになります。
※ただし、記憶には“思い込み”が含まれます。ときには「本当にそうだったか?」と疑い、視点を変えることも大切です。
自分哲学を持つメリット
-
迷いが減る
自分の軸があることで、判断がシンプルになる。 -
自己肯定感が育つ
他人の価値観ではなく、自分の価値観で生きることで、自分を信じられるようになる。 -
人生が充実する
本当に大切にしたいことにエネルギーを注げるようになる。 -
決断力がつく
選ぶ基準が「自分の哲学」になるから、迷いが少なくなる。
農業と自分哲学
農業とは、
自然と対話し、命と向き合う営み。
だからこそ、
自分哲学を持つことは不可欠だと感じています。
-
持続可能な農業へ
自然との調和を重視する、循環する農業の在り方。 -
地域社会への貢献
人と人、土地と人をつなぎ直す、地域密着型の農業。 -
消費者との信頼関係
誰が、どんな想いで、どんな方法で作っているか。
自分哲学がそのまま「信頼」として伝わっていく。
最後に
あなたにとって、自分哲学とは何ですか?
私にとっての自分哲学とは、
私そのものです。
在り方が、生き方となる。
その生き方が、未来をつくる。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
追記
「限界は、自分が作ったものだ。」
~ジム・キャリー~
ジム・キャリーはコメディアン、
俳優として世界的に有名な人物です。
しかし、
彼の道のりは決して平坦なものではありませんでした。
- 幼少期は貧困の中で育ち、苦労を重ねました。
- コメディアンとして成功するまでには、
長い下積み時代がありました。
- 彼は、自身の才能を信じ努力を重ねることで、
数々の困難を乗り越えてきました。
彼の人生そのものが、
「限界は、自分が作ったものだ。」
という言葉を体現していると言えるでしょう。