実はスパルタ式?剪葉作業が果たす3つの目的
2022/11/22
葉をカットすることとスパルタがどうしてつながるのかに迫る!!
実はスパルタ式⁉剪葉作業が果たす3つの目的
朝晩の冷え込みがそろそろ
強まってきて布団から出るのが、
億劫になっている
🐢ちゃんです( ´艸`)
今回のテーマは
『つわものな葱になれ』です。
そもそも
「剪葉作業ってどんな作業?」
という方に説明いたします。
発芽して伸びた苗の葉が垂れる頃、
(15㎝~20㎝くらい)
10㎝くらいにカットします。
そして、
定植までにあと2回同じことを繰り返します。
苗が大量にあるのでトリマー機を使用しています。
「えっ⁉
せっかくそこまで伸びたのに
なんでカットしてしまうの?
しかも3回も。」
と思うか思わないかはわかりませんが・・・(;'∀')
この作業が後々にネギの成長にとって
欠かせないものになっていくのです。
「それはどういうことなの?」
いい質問です👍。
では、
欠かせないということはどういうことかというと、
剪葉作業には3つの重要な目的があるのです。
その3つの目的とは
1.太くすること
ネギを傷つけることで生存本能を、
呼び起こします。
生き残るため頑丈な組織を
作ろうとします。
2.成長促進
傷を修復しようと細胞分裂に必要な栄養を
いち早く取り込まなくてはなりません。
そのため根を大きく張ろうとします。
細胞分裂にはたくさんのエネルギーを
必要としますので、
若い葉をのばし光合成を活発化。
大きく育っていきます。
3.苗の垂れ下がり防止
苗が倒れると曲がってしまうものがあります。
植えるときに葉同士が絡まって、
チェーンポットから抜けてしまうのです。
(ちゃんと植え戻してますよ♡)
だから、
ネギにはスパルタ式がいいのです。
お分かりいただけたでしょうか。
と偉そうに講釈垂れてますが、
ここに来て初めて知ったことでした(;^_^A
剪葉作業にこのような意図があったのかと。
つくづく農業って興味深いなと思いました。
そしてここに
つわもの葱へと進化していく
システムをインストール
させていきます。
最後までお読みいただき,
ありがとうございました。
また次回お会いしましょう(@^^)/~~~