美味しいものは体にいい~アリシン編~

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農業ブログ

美味しいものは体にいい~アリシン編~

2022/11/30

目や鼻にくるあの刺激にこんな効果があったんだ!

美味しいものは体にいい~アリシン編~

続編ですね。

🐢ちゃんです。

 

今回は香りと辛みの元

アリシンについて

書いていこうと思います。

 

いきなり

脱線しますが

葱の野生原種って

標高が2200メートル

冬はマイナス10度以下

降水量は日本の10分の1

 

ウランバートルの

アルタイ山脈から続く

山岳地帯だそうです。

 

そこから

朝鮮半島を経由して

1000年以上前に

日本にやってきたんですね。

「日本書紀」や「万葉集」に

登場するほど。

知りませんでした。

また脳が

アップデートできました。

 

それでは本題に入りますね。

 

アリシン

葱の地下部に多く含まれていて

動物たちに

食害されることを

防ぐための撃退臭

(スカンク?)

 

あの目や鼻にくる刺激は

その為だったんですね。

その中に私も当てはまります( ´艸`)

 

と同時に

光合成で発生する

活性酸素から身を守って

いることもしています。

 

 

 

葱のポカポカはカイロ並み重宝しまっせ

葱のアリシンにはこんな効果があったんだ!

ぽかぽかの成分アリシンは

空気に触れることによって

アリインがアリナーゼに

分解・変換されることで

生成されます。

 

アホエンやジアルジスルフィドなど

アリシン分解物となって

人体へ作用を発揮していきます。

 

難しい(>_<)

 

 

アリシンは

加熱することによって

失われていきます。

ですので、

薬味としてのまま

いただくのがベストです。

 

 

効果をより引き出すための

3っつのポイントがあります。

 

①細かく刻む

硫化アリルは空気に触れることで、

アリシンが生成されます。

 

ですので、

切り方の工夫をしてみるのも

一つの手です。

小口切りやみじん切りなど

空気に触れる部分を多くすることで

増えていきます。

効率的ですね。

 

②15分~30分放置

揮発性ゆえに辛み成分が抜けて

食しやすくなります。

そのうえ

有効成分が増大していきます。

 

健康効果を期待するなら

切ってから1時間以内に

食べれるよう時間配分を

しておくのもいいですね。

 

③水にさらさない

水に溶けだしてしまいます。

どうしてもというのであれば

サラッと流す程度に

とどめておけばいいと思います。

 

 

ここから

アリシン分解物と効果

について紹介していきます。

 

◎アホエン

血液サラサラ

疲労回復

美肌

コレステロール値を低下

 

◎ジアルジスルフィド

疲労回復

血糖値コントロール

風邪予防など

 

アリシンとしての働き

代謝促進

抗酸化作用

血糖値コントロール

風邪予防

食欲増進など

 

万能ですね。

食べたくなってきました( ´艸`)

 

 

葱の

栄養価や効果のことを

もっと知りたい方は、

「ためしてガッテン』

美味しそうなレシピも紹介

されていましたので

そちらもご覧になってみては

いかがでしょう(^O^)/

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

また次回

お会いしましょう(@^^)/~~~