言い訳脱却論

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農業ブログ

言い訳脱却論

2025/04/16

言い訳を脱ぎ捨てろ!

「でも・だって・つもり」をやめた瞬間、未来の扉は開く

野良哲人こと十亀が綴る収獲作業での出来事

 


冬晴れの白葱収穫作業。

澄んだ冷たい空気の中、

収穫作業が進んでいく。

使っているのは、

ネギ専用収穫機「ソフィー」。

白葱を傷つけず、

しっかりと掘り上げるための頼れる相棒だ。

 

しかし、

機械を動かすだけで終わる作業ではない。

  • スキ先を入れるタイミング

  • 掘る深さの調整

  • 土壌の性質

  • 掘り上げたネギの状態

これらを確認しながら、

細かく調整しつつ進めなければならない。


作業を見守りながら、

わたしは若手にそっと声をかけた。

「パンクした尾輪を放置して使い続ければ、

機械全体のバランスは崩れ、

掘り上げミスが増える。

ボディや駆動系に無理な負荷がかかり、

ソフィー自体の寿命も縮めることになる。

だからこそ、

これが収穫において一番大事なことなんだ。」

 

これは指摘でも評価でもない。

真実を伝えただけである。

でも、

彼の表情は何かを受け止め、

私から目線をそらした。

 

 


ソフィーの進む速度、

そして機体が前上がりになっている異常に気づき、
作業を止めさせすぐ尾輪をさわった。

 

ふにゃりと凹んだ。

【空気が抜けている…。】

すぐに彼に聞いた。

「尾輪、確認した?」

彼は言った。

「確認した…つもりだったんですが…。」
と言い訳をし始めた。

 

 


【確認したつもり】

 

それは、

行動と意識の間にある小さなズレ。

  • やった気になっていた

   (実際にはできていなかったことの言い訳)

 

  • 分かったつもりでいた

   (本当は理解していなかったことの言い訳)

 

  • できたつもりだった

   (実際には未達成だったことの言い訳)

 

 

けれど、

実際にはなしとげていなかった。

 

これは、

無意識の動きから生まれた、

自分を守るための思考パターンだ。

気づかぬうちに自らの行動に影響を与えている。

 

「でも、自分は悪くない」
「だって、あの人が先に……」
「でも、私は精一杯やった」
「だって、環境が悪かった」

 

そんな声を選択してしまった時、
人は本当の力を発揮できない。

 

なぜなら、

その言葉には未来がないから。

 


本当に大事なのは、

失敗を恐れず、

メンタルではなくマインド鍛えることにある。

 

「自分のやっていることに、責任の重さを持てているのか?」

「作業を軽く考えていないか?」

「その行動は本当に誠実だったか?」

 

常に自問自答を繰り返す。

「これでいいのか?」
「これが最善なのか?」

「この作業の最善解を導くためにはどうしたらいいだろうか?」

 

それが、

未来を創る。

 

 


白葱は、

こっそり見ている。

その作業を、

どれだけ本気で、

どれだけ未来を思っているかを。

甘えやごまかしを、

白葱は見逃さない。

尾輪一つ、ネギ一本、すべてに心が映し出される。

 

 

今日もまた、

圃場に、

白葱に、

作業の場に、

そして自分自身に、

問いかけながら、

確かに未来へと歩みを進めていく。


【ラストメッセージ】

" 言い訳"を超えたとき、本当の未来が始まる。

 

 


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